歯周病予防におすすめの食べ物とは? perio column 3
自由が丘にあります歯医者【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】です。
歯周病は、歯と歯ぐきの周りに細菌が繁殖して炎症を引き起こす病気です。定期検診や日常の歯磨きなどで歯周病予防を意識している方は多いかもしれませんが、普段からの食生活も実はとても大切です。そこで今回は、歯周病予防に効果的な食べ物や、その栄養素についてご紹介します。
歯周病予防におすすめの食べ物
免疫力を高める食べ物
免疫力を高めることは、身体を細菌やウイルスから守るために非常に重要です。歯周病を予防するために、免疫力を向上させるための野菜を食事に取り入れることがおすすめです。
具体的には、以下の食材などが体内の免疫システムをバランスよくサポートし、感染症に対する抵抗力を高めてくれます。
- ほうれん草
- 人参
- トマト
- 小松菜
- ブロッコリー
- じゃがいも
食物繊維が豊富な食べ物
歯周病の予防には、口内の殺菌と抗菌効果を高め、唾液の分泌を増やすことが重要です。そのために、噛み応えのある食物繊維が豊富な野菜や果物を積極的に食べることをおすすめします。以下のような食材に食物繊維が多く含まれています。
- 人参
- レタス
- ブロッコリー
- ごぼう
- きのこ類
ビタミンを多く含む食べ物
歯周病予防には、抗酸化パワーを持つ「3大ビタミン」を積極的に摂取し、体を健康で若々しく保つことも重要です。
3大ビタミン
- ビタミンA(βカロテン)…ほうれん草、かぼちゃ、人参、緑黄色野菜など
- ビタミンC…ブロッコリー、ピーマン、カリフラワー、さつまいも、オレンジなど
- ビタミンE…ほうれん草、なす、うなぎ、枝豆、アボカドなど
カルシウムを多く含む食べ物
歯の周りを支える骨を維持することも健康を守るためには重要です。カルシウムの豊富な食品を積極的に食べることで歯の周りの骨をしっかりと維持し、歯周病の予防に役立てましょう。以下のような食材にカルシウムが多く含まれています。
- 卵
- 牛乳
- チーズ
- 小魚
- 高野豆腐
- 小松菜
歯周病予防に向かない食べ物
バランスの悪い食事
バランスの悪い食事とは、冷凍食品やカップラーメンなどの加工食品ばかりを多く食べることや、不規則に間食ばかりすることなどがあげられます。バランスの悪い食事を続けると免疫力が低下して口内の免疫システムが効果的に機能しづらくなり、歯周病の原因となる細菌が増殖しやすくなります。さらに、喫煙やストレスなどの要因が重なると歯周病が悪化する可能性が高まるため注意が必要です。
歯周病菌を増やす食べ物
歯周病の根本的な原因は、食べ物のかすや歯みがき不足によって形成される歯垢です。特に、以下のような食べ物は歯周病菌を増殖させやすいです。
- 菓子パン
- クッキー
- キャラメル
- 飴
- チョコレート
- 清涼飲料水
食後はできるだけ早く歯を磨いたり、口を水ですすいだりすることが大切です。歯垢の形成を抑えるために、日常的な口腔ケアと食事選びに注意しましょう。
まとめ
歯周病を予防するためには、食事習慣や口腔ケアに気を付けることがとても大切です。食物繊維やビタミン、カルシウムを多く含んだ食材をバランスよく食べて歯周病の予防に取り組みましょう。
歯周病治療をお考えの方は、自由が丘にあります歯科・歯医者【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】までお気軽にご相談ください。