むし歯 general
痛くないむし歯治療
「むし歯治療=痛い」そんなイメージはありませんか?痛みが怖くて不安になることがあると思います。当院では、患者さまにリラックスして治療を受けて頂けるように「笑気吸入鎮静法(笑気麻酔)」を取り入れた治療を行っています。
笑気吸入鎮静法(笑気麻酔)とは?
笑気吸入鎮静法では、特別なマスクを鼻に乗せ、笑気ガス(酸素と亜鉛化窒素の混合ガス)を吸います。このガスを吸い込むことで、リラックスした状態で治療を受けることができます。全身麻酔とは違い、眠たくなったり意識を失ったりすることはなく、患者さまの意識がある状態で治療を進められますのでご安心ください。
保険適用の治療です
笑気吸入鎮静法(笑気麻酔)は自費だと思われる方が多くいらっしゃいますが、保険診療が適応となります。笑気吸入鎮静法をご希望の患者さまは、医師・スタッフまでお気軽にご相談ください。
※妊娠中の方には使用することができませんので、ご了承ください。
むし歯になってしまう原因とは?
歯質
むし歯になりやすい歯質を持っている方は、むし歯にかかりやすくなります。歯質には個人差があり、歯のエナメル質や象牙質の硬さや強さが関係しています。
糖分
砂糖や甘い飲み物、お菓子などの糖分を摂り過ぎると、口の中の細菌がこれをエネルギー源として利用し、酸を作り出します。この酸が歯の表面を溶かし、むし歯を引き起こします。
細菌
口の中には常に細菌が存在しています。特に歯垢(プラーク)と呼ばれる汚れがたまると、細菌が増殖しやすくなります。この細菌が糖分を分解して酸を生成し、むし歯が発生します。
むし歯にならないためにも、定期的な歯科検診を受診しましょう。
むし歯の進行段階と治療法
患者さまがむし歯治療を受ける際、私たち歯科医師や歯科衛生士が使用する「CO」や「C1」といった専門用語を耳にしたことがあるかもしれません。
これらの言葉は、むし歯がどれくらい進行しているかを表現する用語ですが、一般の患者さまやお子さまにとっては理解できず不安を感じることがあるかもしれません。
そこで、ここではむし歯治療に使用される用語とその症状についてわかりやすくご説明します。
CO
- 症状:発生して間もない段階です。歯の表面に穴はなく、白い斑点などが現れます。
- 治療法:治療を必要としないことが多く、フッ素塗布などの予防処置
C1
- 症状:歯の表面のエナメル質が溶け始め穴が開いていますが、痛みなどの自覚症状はまだありません。
- 治療法:詰め物や補綴治療
C2
- 症状:むし歯がエナメル質を越えて象牙質に進行した段階です。冷たいものや甘いものがしみたり、痛みを感じるようになります。
- 治療法:詰め物や補綴治療
C3
- 症状:むし歯菌が歯髄まで進行し、歯の内部に影響を及ぼしている段階です。痛みを我慢できなくなり、むし歯に気づく方が多いです。
- 治療法:根管治療
C4
- 症状:むし歯が根の周りの組織まで進行した段階です。歯茎の腫れや化膿、歯のグラつきが現れますが、神経が蝕まれてしまっているため痛みは感じません。
- 治療法:歯周病治療や抜歯
定期メンテナンスの重要性
お口の健康を長く保つためには、定期的なメンテナンスが重要です。
当院では、患者様のお口の状態を定期的にチェックし、適切なケアを行うことで、予防と早期治療につなげています。
むし歯から歯を守るためのポイント
早期発見と予防
歯や歯ぐきの状態を定期的にチェックすることで、むし歯や歯周病などの問題を早期に発見できます。早い段階で治療や対策を行うことで、進行を防ぎ、より深刻な問題を防ぐことができます。
歯のクリーニング
歯医者でおこなう定期的なクリーニングは、歯石の除去や、普段ご自身では手の届かない場所のケアなどが行われます。これにより、歯垢や歯石の蓄積を防ぎむし歯や歯周病の予防につながります。
早期発健康状態の管理見と予防
お口の健康は全身の健康と密接に関連しています。定期メンテナンスにより、お口の健康状態を管理し、全身の健康状態にも影響を与えないようにすることが重要です。
アドバイスと指導
定期メンテナンスでは、日常のお口のケアや食事習慣についてのアドバイスや指導も行います。適切なブラッシング方法や予防のための注意点などを学ぶことで、お口の健康を自己管理する力を身につけることができます。