審美歯科と一般歯科の違いについて aesth column
自由が丘駅から徒歩4分にあります【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】です。
今回は、最近インターネットなどでもよく目にする審美歯科について解説します。
審美歯科と一般歯科は歯の健康と美しさに焦点を当てた歯科治療の一分野です。ご自身のニーズに合った適切な治療を受けるためにも、審美歯科と一般歯科の違いについて理解しておきましょう。
審美歯科とは?
審美歯科とは、口元や歯の見た目をより美しく綺麗にすることを目的とした歯科治療です。
単に美しさを追求するだけでなく、患者様の口内健康を維持しながら自然な美しさを実現します。歯の色、形、サイズ、配置など、患者様一人ひとりの顔のバランスに合った理想的な笑顔を作り出し、自信と生活の質の向上を目指します。
審美歯科の主な種類
ホワイトニング
ホワイトニングは歯の着色や変色を軽減し、より白く明るい歯を取り戻すための審美歯科治療です。
結婚式や旅行などがあり短期間で効果を出したい方には、歯科医院でおこなう「オフィスホワイトニング」がおすすめです。忙しい方や、自分のペースでゆっくりと効果を出していきたい方はご自宅で出来る「ホームホワイトニング」がおすすめです。
セラミック
審美歯科におけるセラミック治療は、陶器と同じ素材であるセラミックを使用して、歯の欠損や見た目を修復する治療です。
セラミックは耐久性が高く、長期間にわたって維持することが可能です。
当院では、オールセラミックとハイブリッドセラミックを行っています。
・オールセラミック
全てをセラミックで作成する詰め物・被せ物です。患者様自身の天然の歯のような透明感があるため自然な色合いです。そのため、他の人から気づかれにくい点がメリットです。また、強度が高いため長期間での使用も可能となります。
・ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジン(プラスチック)を組み合わせて作成する詰め物・被せ物です。セラミック特有の美しさを活かしつつ、強度や耐久性も兼ね備えています。レジンが混ざっているためオールセラミックよりも強度が劣る傾向にあります。
インプラント
インプラントは欠損した歯を置き換えるための審美歯科治療です。
人工の歯根を歯茎に埋め込み、その上にセラミックの人工歯を取り付けます。この治療は歯の欠損を修復すると共に、歯並びと噛み合わせを改善し自然な見た目を実現します。
矯正歯科
矯正歯科治療は、歯の不正咬合や歯並びの問題を矯正するための審美歯科分野です。
ブラケット装置やマウスピース矯正装置などを使用して歯を動かし、きれいな歯並びを実現します。矯正歯科治療は歯の美しさだけでなく、口腔健康の向上にも効果的です。
一般歯科とは?
一般歯科とは、虫歯・歯周病の予防や治療などといった歯の機能や健康面を重視した歯科治療の分野のことをいいます。
主に、保険診療で行える範囲が一般歯科です。レジンのみの詰め物・被せ物や、保険適用の入れ歯もこの中に含まれます。
審美歯科と一般歯科の違い
審美歯科の主な目的は歯の見た目や美しさの向上です。それに対し、一般歯科は歯の見た目よりも健康と機能を第一に考えた治療を行います。
保険適用の有無
審美歯科治療の多くは保険適用外です。病気やケガを治す目的ではなく、審美的な改善が主な目的であるため治療は自費診療になります。一般歯科治療は虫歯や歯周病の治療や予防を主な目的としているため保険で支払われることが一般的です。
見た目・精度
審美歯科と一般歯科では見た目に大きな違いが出る可能性があります。保険適用の銀歯やレジンは見た目がいいとは言えませんし、レジンは時間が経つと黄ばんでしまい自然歯と色の差が出てきてしまうことがあります。それに対して、審美歯科で扱うセラミックは自然歯と見分けがつかないほど見た目に優れ、変色や劣化も少ないため長い期間美しさを保つことができます。
費用
審美歯科は自費診療になるため、治療の内容や使用する材料によっては費用が高額になる可能性があります。治療内容やご自身の口腔状態を考え、どちらがいいかをよく検討しましょう。
まとめ
審美歯科と一般歯科はそれぞれに特徴があり異なる治療分野です。
審美歯科は美しい笑顔と見た目の向上を目指す治療であり、歯の色や形状の審美的な改善に焦点を当てています。一方、一般歯科は口腔全体の健康を重視し、虫歯や歯周病などの治療や処置が中心となっています。
保険適用の有無、見た目と精度、費用など、それぞれに特徴があるため、状況やニーズに合わせて選択することが重要です。
審美歯科治療をお考えなら、自由が丘駅徒歩4分の【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】までお気軽にご相談ください。患者様のニーズに合った治療プランをご提供し、健康な笑顔と自信を取り戻すお手伝いをさせていただきます。