歯周病になりやすいのはどんな人？原因・リスク・予防法を徹底解説 perio column 7
自由が丘にある歯医者【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】です。
歯周病は、日本人の成人の約8割がかかる、またはその予備軍とされる身近な病気です。しかし、歯周病は気づかないうちに進行し、最悪の場合、歯を失う原因となることもあります。では、歯周病になりやすいのはどのような人なのでしょうか？
この記事では、歯周病になりやすい人の特徴やリスク要因、そして今日からできる予防法について詳しく解説します。
歯周病になりやすい人の特徴｜あなたはいくつ当てはまる？
歯周病は、特定の生活習慣や身体の状態によってリスクが高まることが知られています。以下の特徴に当てはまる場合は、特に注意が必要です。
歯磨きが不十分
歯周病の最大の原因は、歯に付着したプラーク（歯垢）です。適切なブラッシングができていないと、細菌が繁殖し歯ぐきに炎症を引き起こします。特に、歯と歯の間や歯ぐきの境目に磨き残しが多いとリスクが高まります。
寝る時に口を開けている
口呼吸の習慣があると、口の中が乾燥し、唾液の自浄作用が低下します。これにより、細菌が繁殖しやすくなり、歯周病のリスクが上昇します。就寝中に口が乾燥していると感じる場合は、口呼吸の可能性を疑いましょう。
タバコを吸う
喫煙は、歯周病の進行を早める大きな要因です。タバコに含まれるニコチンは、歯ぐきの血流を悪化させ、免疫力を低下させます。そのため、歯周病になりやすく、さらに治りにくくなるのです。喫煙者は非喫煙者と比べて、歯周病のリスクが2〜7倍高いと言われています。
ストレスが多い
ストレスが多いと、体の免疫機能が低下し、細菌に対する抵抗力が落ちます。また、ストレスによる食いしばりや歯ぎしりが歯ぐきに負担をかけ、歯周病を悪化させることもあります。
今日からできる歯周病予防
歯周病は、毎日のケアと生活習慣の改善で予防が可能です。以下のポイントを意識して、健康な歯ぐきを保ちましょう。。
フロスや歯間ブラシの活用
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に取り除くことができません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで、歯周病の原因となるプラークを効率的に除去できます。特に、歯ぐきが下がって隙間が広くなっている場合は、歯間ブラシを使うとより効果的です。
定期健診とクリーニング
歯科医院での定期健診は、歯周病の早期発見・早期治療に欠かせません。自宅でのケアだけでは落としきれない歯石も、プロのクリーニングでしっかり除去できます。少なくとも半年に一度の定期健診を習慣にしましょう。
口呼吸の改善
口呼吸を防ぐためには、鼻呼吸を意識することが重要です。日中も無意識に口を開けていないか確認し、寝るときには口テープを使用するのも有効です。また、鼻づまりが原因で口呼吸になっている場合は、耳鼻科での治療を検討しましょう。
生活習慣の見直し
歯周病予防には、健康的な生活習慣も欠かせません。特に、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけることで、免疫力が向上し、歯周病にかかりにくくなります。また、喫煙習慣がある方は、できるだけ禁煙を目指しましょう。
自由が丘駅で歯周病でお悩みなら【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】へ
歯周病は、適切なセルフケアと生活習慣の改善で予防できる病気です。「歯磨きが不十分」「口呼吸」「喫煙」「ストレス」など、歯周病になりやすい習慣に心当たりがある方は、今日からできる対策を実践しましょう。定期的な歯科検診を受けることで、早期発見・早期治療が可能になります。健康な歯ぐきを維持し、いつまでも自分の歯で食事を楽しみましょう。