
セラミック治療って何?種類や特徴をご紹介! aesth column 2

自由が丘駅から徒歩4分にある歯医者【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】です。
虫歯治療を受ける際など、保険の銀歯か自費のセラミックか、どちらを選ぶか悩んだ経験はありませんか?
どちらを選ぶかによって治療の成果や費用が大きく異なります。銀歯は一般的でよく知られていますが、セラミックについて詳しく理解している方は少ないのではないでしょうか。
そこで今回はセラミック治療とは何か、その特徴やメリットデメリットについて解説いたしますので、治療の選択肢で迷われた時の参考にしてみてください。
セラミック治療とは?
オールセラミックはその名の通り、セラミック素材のみを使用した治療方法です。
セラミック治療は審美歯科の分野で使用する詰め物・被せ物で、歯の美しさと機能性を同時に向上させる治療方法です。セラミックは陶器素材で作られており、天然歯との類似性が高いため審美性に優れています。主に虫歯を削った後の詰め物や被せ物に使用します。
セラミックの種類と特徴
オールセラミック
その透明性と白さから天然歯に最も近い見た目を持つため、治療後の歯がとても自然に見えます。
金属を使用していないため金属アレルギーの方でも治療を受けることができます。また、オールセラミックは食べ物や飲料で着色する可能性が低く、耐久性にも優れているため長期的に使用することが可能です。
ジルコニアセラミック
ジルコニアセラミックは、ジルコニアと呼ばれるセラミックの一種を使用した治療方法です。
ジルコニアは「人工ダイヤモンド」と呼ばれるほど非常に硬く丈夫な素材で、他のセラミックよりも耐久性が高いとされています。
咬む力が強い奥歯の被せ物などにおすすめです。
ハイブリッドセラミック
ハイブリッドセラミックは、セラミックとレジン(プラスチック)を組み合わせた素材を使用する治療方法です。
セラミックの美しい見た目を保ちつつ、プラスチック樹脂の柔軟性により歯の自然な屈曲や色調を再現することが可能です。
レジンが含まれるためオールセラミックやジルコニアセラミックに比べると変色のリスクが高く耐久性も劣りますが、費用を抑えて治療したい方におすすめです。
セラミック治療のメリット
高い審美性
セラミック治療の一番のメリットは自然な見た目と優れた審美性です。
セラミックの透明感や色調は天然歯と非常に近く、治療後のセラミック歯は他の天然歯とほとんど見分けがつきません。
笑った時に銀歯が見えてしまい気になるといった悩みを解消し、自然な笑顔と自信を取り戻すことができます。
虫歯になりにくい
セラミックは陶器素材で表面が滑らかなため汚れが付着しにくく、食品に含まれる酸や細菌による侵害も受けにくいため虫歯になるリスクが低いです。
金属アレルギーのリスクがない
銀歯などの金属でできた詰め物・被せ物は金属アレルギーを引き起こす可能性がありますが、セラミックは金属を含まないため金属アレルギーの方でも治療を受けることができます。
変色しにくい
セラミックは着色しにくい性質があるため食品や飲料の摂取による変色がほとんどありません。しっかりと日常のケアを行うことで白く美しい歯を長く保つことが可能です。
セラミック治療のデメリット
費用が高い
セラミック治療は保険適用外のため、保険診療と比べると費用が高額になります。
しかし、セラミック治療は高い審美性と耐久性を持つため長期的な使用が可能です。
その費用対効果を考えると必ずしも高額な治療だとは言い切れません。
割れる可能性がある
セラミックは非常に耐久性が高いですが、過度な咬み合わせや強い歯ぎしりなどによって割れる可能性があります。
心配な方は、就寝時につけるマウスピース「ナイトガード」などの作成をおすすめします。
天然歯を削る必要がある
歯の状態にもよりますが、セラミックを装着するためには元の歯を削る必要があるケースもあります。
一度削った歯は元に戻すことができないため、治療前にしっかりと検討する必要があります。
まとめ
セラミック治療はその高い審美性と耐久性により多くの方に選ばれている魅力的な選択肢です。
自然な見た目で虫歯になりにくく、金属アレルギーの方でも治療を受けて頂けます。一方で、セラミック治療には費用が高い、割れる可能性がある、天然歯を削る必要があるなどのデメリットも存在します。治療を検討する際にはこれらの要因を考慮しつつ、歯科医師との十分な相談が重要です。
自由が丘駅徒歩4分の歯医者【nicoキッズデンタルクリニック自由が丘】では、患者様のご要望やニーズに合わせた最適な治療プランをご提案しています。セラミック治療をお考えなら、当院までお気軽にご相談ください。